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市政報告
天皇陛下御即位二十年
母谷の発言
 
【 新球場建設の行方Ⅱ 】
 新球場論議が新聞紙上を賑わしていますが、その目的によって形状、構造、建設資金などが変わってくることは当然のことですが、前回はその建設候補地について述べたので今回はそれを絞り込み意見を述べてみたいと思います。
 私はズバリ現在地での立て替えが一番現実味があると思います。。
官主導で実現を目指した貨物ヤード跡地は、土地開発公社から買い戻すその土地代を巡って大きく問題化した。その結果、官主導による実現は頓挫してしまいました。これを今朝の中国新聞は民間主導で失敗したと読者に誤解を招く間違った報道をしているので先ず指摘しておきます。
 要は現在地以外の建設候補地ではその建設地取得に莫大な資金を必要とするため実現可能性は極めて低いと言わざるを得ないでしょう。ましてや民間主導ということになればなおさらではないでしょうか。

 また、建設期間中の問題について色々な考え方があるようですが建設しながらペナントレースもやるというのはどうでしょうか。プロ野球としてファンに夢や希望を与える興行としてはいただけない案だと私は思います。
建設にはその形状や構造によって2~3年と期間が異なりますが、その間は建設完成に専念すべきだと思うのです。とすればこの間のホームゲームはどうするのかという問題が起こります。大丈夫「心配に及ばず」であります。以下にそれを述べます。
 
 私の考え方はこうです。先ず広島東洋カープというプロ野球球団が目指す観客動員の範囲はどこかということです。
 私なりに考えますと西は九州全域と言いたいところですがせめて北九州、それから山口、島根、鳥取、京阪神。あとは四国全域が理想ですが、せめて瀬戸内沿岸部の愛媛、香川くらいではないでしょうか。余分なことかもしれませんが開閉式屋根が付けば九州全域、四国全域も夢ではないと思います。この場合、これらの地域内外からも計画的な観客動員が見込まれます。
大体これくらいのエリアを視野に入れて考えればよいと思います。
 今でも市民球場ではないところでカープの主催試合が年間に数試合は行われていますが、これは年間スケジュールで球場の都合がつかないということもあると思われますが、それよりファンサービスに重点をおいての計画だと思います。この考え方を拡大し、このエリアのファンサービスと新たなファン獲得のために新球場建設期間中は主催試合を地方と地域に分散するのです。

 具体的に言えば、先ず広島県内には市民球場以外にプロ野球の開催出来る球場として呉二河球場、福山市民球場、観客席は少ないですがが尾道のしまなみ球場があります。(県営球場はチョットどうですかねぇ。原点に返って仮設スタンドを造るのも一興ですが・・・)北九州は福岡ドーム、山口県は下関球場、美祢球場、岡山県は倉敷のマスカット球場、愛媛県には松山の坊ちゃん球場ががあります。
新球場建設期間中の2~3年はこれらの球場を使って140試合のうちホームゲームの65~70試合をやるのです。(本拠地を一時的に移転するためプロ野球機構の承諾がいるかも知れませんが・・・)新球場が完成したら広島カープの本拠地球場に来場して欲しいと願う地方・地域のファンサービスを第一に考えファンの心を掴むことが肝要だと思います。これこそが地域に密着した活動といえるでしょう。
まさにピンチはチャンスと捉え将来の明るい球団経営の基盤となるよう、そして多くのファンから愛されるカープであって欲しいと願っています。
これらの球場で試合を開催すればいつでもどの球場でも満員御礼は間違いなしです。 したがって観客動員数や入場料収入は大幅に増加します。また、広告収入や放映権料など難しい問題もありますが、その地域のスポンサーはテレビ、ラジオ、球場広告など大口、小口に関わらず反応はあると思われます。
年間指定席の販売もきっと堅調だと思います。これらのことはそれぞれの球場の地元関係者にとってはそのほとんどが未経験のことであり、新鮮味があるからです。期間限定ではありますがそのメリットは十分にあると判断するのではないでしょうか。

 今年からはセ・パの交流試合が予定されプロ野球界も大きな変革に向かって進んでいくと思われます。球団にはショーマンシップを忘れず如何にファンを喜ばせるか、満足させるかということを念頭に置いた戦略で経営計画を立てて欲しいものです。
 それはとりもなおさずファンあってのプロ野球だと思うからです。



2005年 1月10日