母谷たつのりウェブサイト

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市政報告
天皇陛下御即位二十年
母谷の発言
 
【 旧市民球場跡地利用 】
《平成21年第1回定例会での総括質問原稿より抜粋》
 
 この問題は秋葉市長が新球場をヤード跡地に移転させる決断をしたことから必然的に発生した問題です。
「駅周辺は発展し、紙屋町、八丁堀地区は犠牲になれ」と言うことではなく、広島市が活力と魅力ある都市として発展していくためには切り離すことの出来ない表裏一体の関係だという宿命を秋葉市長はこの決断によってその背中に背負いました。そういう意味でこの決断をした秋葉市長の責任は将来に亘って非常に重いものだと考えています。
 現球場跡地利用に関して広島市は1月31日、当初原案通り「市民広場」や「市民の森」、「折鶴の展示施設」を中心とした利用計画を正式決定されました。しかしながら、市民の間には「それでは150万人の集客は見込めない」とか「従前のイベントをこの場所で開催し、寄せ集めることを集客効果とは言わない」といった意見に加えて「原爆の子の像に展示施設はある、二つもいるのか」など様々な意見があり、現状では市民とのコンセンサスが全くとれていないと思います。
 また、同様に議会におけるこれまでの都市活性化対策等特別委員会などでも広島市の示した計画案には多くの議員が疑問を投げかけ毎回委員会が激しい議論で紛糾しています。
 したがって現段階ではまだまだ議論の余地があり、時間をかけて慎重に利用計画を見極める必要があると思いますが市長はどのように考えておられるかお尋ねいたします。
現球場は復興のシンボルでもあり、強引に広島市の示す跡地利用計画を進めて将来に禍根を残すのではなく時間をかけて最大限、市民とのコンセンサスをとる努力が必要であると思いますがどのようにお考えでしょうか。
本当の意味で跡地利用計画の議論が収束するまでは解体することなくアマチュア野球などでこのまま野球場として有効に利用すべきだと思いますが市長のご見解を伺います。
 市民にとって現球場にはプロ野球、アマチュア野球、その他のイベントなど数多くの思い出が詰まっています。
10月までの暫定利用は決まったものの広島市の示した跡地利用計画ありきで物事を進めようとする秋葉市長の姿からは温もりの無い冷たい人間像が浮かび上がってきます。
ここは少し冷静になって現計画を見直して白紙撤回し、広島復興の地に相応しく賑わいと活力のある市民の誰もが賛同できる施設の計画に変更することが大事なのではないでしょうか。皆さん、どうでしょうか!
例えば前回市長選挙で約束されたサッカースタジアムなどの設置を「出来ない」と言う前提ではなくもう一度考え直されてはいかがですか。
サンフレッチェは今やカープ同様広島にとって無くてはならない重要なポジションを占めており、価値ある大きな広島の財産に成長しています。
ゲームの無いときはこれまでの市民球場同様、一般にも開放しサッカーやフットサル、ラグビー、グラウンドゴルフにゲートボール、各種イベントの活用など市民による様々な利用方法が考えられると思います。
広島市としてサンフレッッチェに対する今後の支援体制をさらに確立するとともに広島市の中心部で市民がスポーツを通じて明るく、元気に爽やかな汗で賑わいを創出することは活力ある広島の創造につながると思います。
悲しい思い出として記憶された原爆ドームの傍でスポーツに汗を流し、歓声が響き渡る情景こそ世界恒久平和を願う「平和記念都市広島」の都市イメージをさらに高めてくれるものと信じています。

(市政報告第35号2面にも関連の記事を掲載しています)


2009年 5月26日